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2017.12.07 | 育児

体をつくる! 心を豊かにする! 食事が育む親子のコミュニケーション 【第2回】

一日の食の始まりとなる朝食を家族で味わうことは、お子さまのおなかを満たすと同時に心を満たすことにつながっています。

今回は、一日の始まりの「朝食」についてお伝えします。


【第2回】一日の活力を生み、生活リズムを整える「朝食」 


朝からおなかと心を十分に満たして

毎朝、お子さまと一緒に朝食を食べていますか? どのご家庭も朝は準備で忙しくバタバタしているものです。そんな中、朝から元気なお子さまの顔を見ながら一緒に朝食をとることで、お子さまから元気を分けてもらっていると感じるお母さま、お父さまも多いことでしょう。うまく時間をやりくりして家族そろって朝の食卓を囲むことは、お子さまにとって身体面だけではなく、心の成長といった面でもうれしい効果があります。

一日のスタートである朝食を家族とともに食べることが重要なのは、朝食がお子さまのおなかを満たすと同時に心を満たすことにつながっているからです。

朝、家族が顔をそろえ、穏やかに言葉を交わすことで共感し合う力を養ったり、お子さまとお母さま、お父さまの絆を強めたりします。さらに、朝食からの栄養は、保育園・幼稚園の午前中の遊びのエネルギー源です。おなかが満たされていれば、機嫌よく過ごせて、お友だちとも活発に活動することができます。

早起きと朝の空腹で朝食習慣の定着

幼児期から便秘に悩まされるお子さまが増えています。これは、食物繊維不足もさることながら、生活リズムの乱れが大きな要因なのです。この機会に、食を通してお子さまの生活を振り返ってみませんか? 

寝起きに食欲がないのは、大人も子どもも同じこと。起きてすぐには食べられないようなら、朝食の30分前にはお子さまを目覚めさせましょう。小学生になれば自己管理能力が徐々についてきます。目覚まし時計を自分でセットすることを習慣化させれば、「起きなさい」と朝言わなくても自発的に起きてくるはずです。

そして、「朝ごはん、まだ!? おなかすいた! 」とお子さまが言える状態にしておくためにも、遅い夕飯や夜食で胃を満たすのは避けましょう。

朝食で内臓が刺激されてトイレに行きたくなるリズムを大切にすることです。毎朝の排便習慣は、便秘予防につながってきます。


オススメは、おにぎりやサンドイッチ+汁物

「朝は食が進まない」「食べるのに時間がかかる」という時にオススメしたいのが食べやすいメニューの提供です。ご飯は、水分量を多く含むので食べやすく、おにぎりにすればさらに口にしやすくなります。ご飯は主食で、具に鮭を入れたら主菜、焼き海苔で包めばミネラルもとることができるので簡単にバランスがとれます。パンを主食にするなら、レタスやトマトなどの野菜&卵サンドイッチはいかがでしょう。

加えて野菜たっぷりの汁物を用意しておくと、さらに栄養バランスが整います。汁物はのど越しがよいので食べやすく満腹感も味わえます。前日に多めにつくり、朝食用にはひと手間加えます。例えば、ポトフに牛乳を加えればクリームスープ風に、カレー粉を加えればスープカレー風に、トマトソースを加えればミネストローネ風になります。野菜を切ってコトコト煮て、好きな味付けをするだけ!

野菜は汁物の具にすると、カサが減り、生よりも軟らかくなるので食べやすくなり、食物繊維もたくさんとることができます。目先が変わってお子さまも喜ぶでしょう。

お子さまは、お母さま、お父さまが大好き。大好きな人とおいしいものを分け合う、「おいしいね」と共感し合う。一日の始まりから、そんなことができたら、その日はお子さまにとっても、お母さま、お父さまにとってもいい一日になりそうです。(記事監修/管理栄養士太田 百合子) 


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